高齢社会で売れる商品・売れない商品: 高齢化社会・高齢社会・シニア・介護・福祉・老人・敬老 2014.jp

2006年08月28日

高齢社会で売れる商品・売れない商品

本日は、先日行われた経営戦略セミナー『高齢社会で売れる商品・売れない商品』内容を簡単にまとめてご紹介したいと思います。

当日は、坂本教授と研究室の生徒6名が、1章ずつ発表を行いました。
まず序論として坂本教授が担当。

今後の生産年齢人口の急激な減少ともに、高齢者人口が急激に増加する事を背景とし(図表1)、企業の今後のマーケットを高齢者市場に開拓すべきだという切り口からスタート。
高齢者のように一品一様な商品・サービスを求めるマーケットへのアプローチこそ、中小企業の宿命であり、そうした中小企業の行う弱者のための企業経営に期待したいと話し、本章へと話は移行した。


【図表1】(単位:1,000人)

年次総人口生産年齢(15~64歳)人口高齢者(65歳以上)人口
2005年127,70886,22025,392
2015年126,26677,29632,772
2025年121,13672,32534,726
2035年113,60265,89135,145

メインは書籍でも主要部分を担う家計調査年報を利用した第2章と、433名の高齢者に直接ヒアリング調査を行った第6章を中心に発表は行われた。

第2章からは、まず主食の中では米やもちが一貫して増加するのとは対照的に、パンやスパゲティなどは減少傾向にあることを述べた。
また、肉は総じて減少し、魚は対照的にほとんどの品目において増加するとし、調味料に関しても、砂糖や塩、酢、しょうゆ、みそなどの和食の基本となる『さ・し・す・せ・そ』と呼ばれる品目に関しては増加し、逆にケチャップやマヨネーズなどは減少することを述べた。
これは、人間は加齢するとともに起きる歯や胃腸の衰えは絶対的なものであり、それに対応しうる食材は伸びが期待できると解説。また、これらの状況から、古来より日本人の培ってきた文化は簡単に崩壊するものではなく、加齢する事により本来の和食文化への回帰も起きると述べた。
他にも数点のこうした事例から読み取る事ができる。

6章に関しては、広島の呉にあるH社や、香川のさぬきにあるT社、東京町田にあるY社などの事例を元に、高齢社会で必要とされるサービスのあり方について補足説明が行われた。
アンケートの中には、高齢者の叫びとしての声もあり、スーパーの買い物カートが腰の曲がった高齢者には非常に使いにくいという意見も有ったと紹介。
最初に述べたような一品一様は当然のことながら、お客様一人一人のニーズに応えうる商品やサービスの開発が今後急務であると締めくくった。

このような形で、当日は67名の方にご参加いただき、おかげさまで盛況の中、会は終了することができました。


今後もセミナーの開催を呼びかけていきたいと思います。
もし、セミナー開催のご希望等ございましたら、弊社までメールもしくはお電話でご連絡ください。

E-Mail:order@2014.jp
TEL:053-476-5382
担当:大久保

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