買い物時間から見た高齢者マーケット: 高齢化社会・高齢社会・シニア・介護・福祉・老人・敬老 2014.jp

2006年01月05日

買い物時間から見た高齢者マーケット

今回は社会生活基本調査を使ったデータの第2回目です。

今回取り上げたのは『2次活動』の時間。
2次活動といわれても良く分からないですよね。2次活動というのは、仕事、家事など社会生活を営む上で義務的な性格の強い活動のことを言うんです。
その中で、今回は『学業』と『買い物』の時間を取り上げてみました。

まずは学業に関してデータを見てみましょう。
いつも通り、高齢者の活動を分析するために、高齢3県と非高齢3県(若年県)とを比較しています。

《学業の時間》

 全国平均高齢県平均若年県平均
全体0.220.230.27
15~24歳2.362.682.42
25~34歳0.030.010.04
35~44歳0.010.010.01
45~54歳0.010.000.01
55~64歳0.000.000.01
65~74歳0.000.000.00
75歳以上0.000.010.00

当たり前ですが、学生時代(15~24歳)がもっとも多く、それ以外の年代は学業にほとんど時間をかけていませんね。
しかし、この15~24歳の中でも、県の性質によって傾向があります。
高齢県と若年県を比べてみると、若干ですが高齢県が一番高くなっています。
高齢者の多い県の学生は、良く勉強をすることがデータからわかりますね。

次に買い物の時間を見てみましょう。今回は男女別にも見てみました。

《買い物の時間》

 全国平均高齢県平均若年県平均男性平均女性平均
全体0.250.210.240.140.35
15~24歳0.180.170.170.120.24
25~34歳0.250.220.240.150.35
35~44歳0.260.250.280.140.39
45~54歳0.260.200.260.120.40
55~64歳0.280.240.280.140.41
65~74歳0.280.230.270.190.36
75歳以上0.190.140.160.150.21

データからみても、女性は男性の2~3倍の時間を買い物にかけています。
では、男性は買いものをしないのでしょうか?
当然そんなことはないですよね。

データによると男性が一生の中で一番買いものに時間をかける時代は、65~74歳です。
きっと男性も買いものがしたいんでしょうね。ただ、当然仕事にかける時間が圧倒的に多く、買い物に時間をかけることができないんでしょうね。
通常定年となる65歳以上の買い物の時間は多く、75歳以上に関して言えば男性と女性の買いものの時間はほとんど変わらない結果になっています。
夫婦仲良くショッピング、こんな老後は楽しいでしょうね。

こういったことからも、高齢者に対するマーケットは今後拡大していくということが言えますね。

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