高齢化で増える販売方法: 高齢化社会・高齢社会・シニア・介護・福祉・老人・敬老 2014.jp

2005年12月26日

高齢化で増える販売方法

みなさんは何か欲しいものを買う時に、どのような方法で買いますか?
買い物の方法は、直接お店で買ったり、通信販売で買ったりといろいろな方法があります。
この買い物の方法は、商品によって、年齢によって、地域によって差があると思います。
これから高齢化がより進展していくわけですが、どのような買い方が増加していくのでしょう?

今回は、この買い物の方法を、商業統計調査から調べてみました。
この商業統計調査とは、全国の卸売業、小売業を営む事業所の商業活動の実態を明らかにすることを目的とした調査で、その結果は国や都道府県における流通関連の施策立案の基礎資料としての利用をはじめ、民間企業や大学など国民生活の幅広い分野で活用されています。
その商業統計から、販売形態別の割合を、以前から述べている高齢3県と若年3県を抜き出し、比較してみました。

《高齢県と若年県の販売形態》

 高齢化率店頭販売訪問販売通信販売自動販売機販売その他
全国18.8%82.0%8.0%2.3%1.2%6.5%
       
島根県26.2%76.4%13.8%1.1%1.3%7.4%
秋田県25.3%88.2%5.5%1.0%1.2%4.1%
高知県24.6%83.7%7.3%0.8%1.3%6.9%
       
埼玉県14.5%84.4%4.2%2.6%1.1%7.7%
沖縄県14.7%88.5%4.1%1.4%0.6%5.4%
神奈川県15.4%85.8%4.8%2.3%1.1%6.0%


高齢化率の差は、高齢県と若年県とで10ポイントの開きがあるのですが、どちらも店頭販売が圧倒的に多くなっています。
豊富にある商品の中から実際に商品に触れたり見たりすることによって購入したいという思いは、誰しもが強く思うことですね。

他の販売形態を見てみると、高齢化社会ではどのような買い方が増えるのかヒントが見えてきます。
まずは訪問販売。最も高齢県である島根県では、訪問販売の比率が13.8%と、全国で最も高くなっています。
お年よりは車を運転できない人が多く、遠くまで歩く事は困難であるので、自宅に訪問してもらうことはありがたいことだと感じるのかもしれません。
しかしながら、最近では悪質の訪問販売なども増えていますから、重大な社会問題として今後取組まなくてはいけないということも有りますね。

また、高齢県の通信・カタログ販売の比率は、3県ともに全国平均を下回っています。
まだまだ高齢者には、人と人とのつながりを大切にした販売方法が必要だといえるという事ですね。
ただ、現在インターネットを利用する若い世代が高齢者になった時、そして現状のネットインフラがもっと整備された時には、このバランスも変わってくるのでしょうが、当面はまだ直接販売の手法が重要なのが現実でしょうね。
少ししかあげていませんが、もっと細かく見ていくと、多くの特徴が見えてきそうですね。

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