2005年12月15日
2030年の高齢化率No1は秋田県
今回は、日本の老年人口比率(=高齢化率)の推移を、県毎に調べてみました。
使った統計調査は、国立社会保障・人口問題研究所編集、 財団法人 厚生統計協会が発行している『日本の市町村別将来推計人口』です。
先日は、現在高齢化率の高い県と低い県のBest3を発表しましたが、今回は特に高齢化率の高い県Best5を縦軸に、時系列を横軸にとって調べてみました。
《高齢化率の高い県Best5の推移》
| 2000年 | 2005年 | 2015年 | 2030年 | |||||
| 全国 | 17.4% | 19.9% | 26.0% | 29.6% | ||||
| 第1位 | 島根県 | 24.8% | 島根県 | 26.5% | 秋田県 | 31.2% | 秋田県 | 36.2% |
| 第2位 | 高知県 | 23.6% | 秋田県 | 26.3% | 高知県 | 30.8% | 山口県 | 34.3% |
| 第3位 | 秋田県 | 23.5% | 高知県 | 25.4% | 島根県 | 30.5% | 長崎県 | 34.3% |
| 第4位 | 山形県 | 23.0% | 山形県 | 25.0% | 和歌山 | 29.6% | 大分県 | 33.9% |
| 第5位 | 鹿児島 | 22.6% | 山口県 | 24.6% | 大分県 | 29.5% | 北海道 | 33.6% |
これを見てまず思うことは、現在高齢化率が最も高い県である島根県が、今後時間と共に高齢化率上位県ではなくなっていくということ。
2005年には1位ですが、2015年には3位、2030年には11位(33.0%)まで下がります。
様々な要因からの推計ですから、現在65歳以上の老年人口が多いからといって、県順位がほとんど変わらないということではなく、逆に、現在老年人口が少ないからといって多くならないとは断言できないということです。
そして、都市部の関東や関西圏では上位に登場する県がないということを考えると、今後地域間格差はより大きなものになっていくということでしょうね。
ちなみに2030年の高齢化率は、全国で29.6%になります。1番低い沖縄県でも25.2%で、4人に1人は高齢者になるというように予測されています。
そういえば本日の新聞記事にこんなものがありました。
ファミリーマート、秋田・青森両県に3年で100店舗(日経)⇒全記事はコチラ
・・・上田社長は08年2月期までに秋田県内で55店舗、青森県では09年2月期までに50店舗前後を出す方針を表明。高齢化が進む両県の地域性に合わせ、「宅配など介護関連サービスを充実させる」考えを示した。
秋田県といえば、現在の高齢化率は第2位。
2015年以降は高齢化率全国第1位が予測される県です。やはり大手企業も、そろそろこの高齢化問題を見据えて動いているということですね。
最近当blogの高齢化関連ニュースを更新していますが、いたるところで高齢者向けの新商品やサービスが登場しています。
超高齢化国日本では、今後『高齢化社会に対応した○○』という言葉は、新商品やサービスの重要なキーワードになりそうですね。
また、現在の高齢の進んでいる各県の消費を検証することで、将来予測を立てるということもある程度可能になるでしょうね。
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